INAX ブランドのグローバル展開を拡大
08 April 2019
ミラノで2つの新しいコレクションを発表、2019年5月より各国で順次発売
INAXブランドのグローバル展開の拡大に向け「ミラノデザインウィーク2019 Super design Show」にて、グローバルに向けた2つの新しいコレクション「S600 LINE」「S400 LINE」を発表しました。今回展示した製品は、2019年5月よりアジア各国を中心に順次発売していきます。
Milan Design Week 2019 Special Website
今回発売する「S600 LINE」「S400 LINE」は、INAX製品のDNAであるデザインバリューズ&シグネチャーエレメンツを反映し、日本の美意識を現代のスタイルで取り入れたトイレ、浴槽、洗面器、水栓金具、床や壁のタイルなどで構成されており、4月8日から4月14日までの期間、「ミラノデザインウィーク2019 Super design Show」で展示します。ブース内は、”The Rituals of Water”(水の文化)をテーマに、INAXの世界観を表現しています。
日本の水景をモチーフにした特別仕上げを施した薄肉洗面器「CERAFINE」の展示や、割烹店を模したスペースに質感や色彩豊かなタイルを料理のように並べたタイルラウンジを通して、焼き物の街、常滑で培ってきた表現力と技術力を訴求します。
また、3つのショートムービーを鑑賞するスペースを各所に設置し、ブランドメッセージである”THE RITUAL OF WATER TRANSFORM EVERYDAY LIFE”( 「水の文化で 世界の暮らしを変えていく」)をご紹介します。

INAX のデザインシグネチャーエレメンツ
Tension, Squoval and Volcano

INAX タイルラウンジ
商品について
S400 LINE - 光と影、直線の美が織りなす空間
日本の建築は、光が生み出す影に美を見出すことで、 世界でも類を見ない空間美を創り出してきました。 限られた窓から入り込む幻想的な光が、 床や壁、プロダクトに濃淡のある影を描く。 静寂、くつろぎ。 簡素でありながら、奥深い美しさに満ちた空間。 それは、プロダクト単体ではかなえることができません。 光、建築、タイルやトイレなどのプロダクトを トータルに設計することではじめて実現するもの。 ジャパンブランドINAXから誕生したS400 LINEが、 バスルーム空間に新たな価値をもたらします。
製品展開については添付の製品一覧をご覧くださいませ。
S400 LINE
S600 LINE - 日本の空間美が、世界のバスルームを変える
日本には、限られた空間を巧みに使い、 そこに美の世界を創り出す文化があります。 日本の住空間と共に進化してきたINAXは、 日本の伝統的な空間のあり方と現代の感性を融合させた、 S600 LINEを誕生させました。 オブジェを思わせるプロダクトが美しく納まる空間は、 まるで気持ちを変える装置のように、より深い癒やしや、心を前向きにする活力を生み出すのです。 INAXが磨いた日本の空間美が、バスルームに新しい価値をもたらします。

S600 LINE

Superdesign Show のために用意された日本の水景をモチーフにカラーとテクスチャーで特別仕上げを施した薄肉洗面器「CERAFINE」
今回発表になった製品は、2019年5月以降順次、オーストラリア、カンボジア、中国、インドネシア、ラオス、ミャンマー、ニュージーランド、フィリピン、台湾、タイ、ベトナム(アルファベット順)などで展開を検討してまいります。
INAX について
INAXはGROHE、American Standard、DXV、JaxsonとならびLIXILのグローバルなバスルームブランドポートフォリオの一員です。現在では、中国、ベトナム、フィリピンや台湾などの海外市場で事業を拡大しています。
その歴史は、今からおよそ100 年前にさかのぼります。土と向き合い、炎を相手に試行錯誤を繰り返し、建築家フランク・ロイド・ライトによる帝国ホテルのための装飾性に富んだタイルを作ることに成功し、今日のINAX の礎を築きました。その後も豊かな自然や美しい四季とともにある文化・伝統からインスパイアされ、色やテクスチャーの繊細な表現力、タイル作りで培われた空間発想、製品と建築との融合を追求してきました。そして、美しさと同時に、日本の水まわり空間の近代化と新しい暮らしの価値を追求し、日本初のシャワートイレや電力を自給する自動水栓、部屋の空気を整えるタイルなど、イノベーションに挑戦してきました。人にとっての使いやすさを考慮したデザインとテクノロジーに挑戦しつづけてきました。
そして、そのタイルの表現力と技術力が買われ、イタリアを代表する建築家兼デザイナーであるジオ・ポンティが設計とタイルのデザインを担当した聖フランチェスコ教会(1963年建造)の老朽化した外壁タイルを復元製造し、提供しました。
今後もINAXは日本発の洗練されたデザインとテクノロジーから生まれる水まわり空間を提供していきます。健やかに、いきいきと。そんな誰もが望む暮らしをかなえるために、INAX はイノベーションというスピリッツを受け継いでいきます。
About SuperDesign Show / SuperstudioAbout LIXIL