01
歴史
— 大西 博之
INAXの新しい水まわりコンセプト「光と影」へようこそ。
自然光が生み出す影に見出す日本古来の美意識をモチーフ
にした水まわり空間。深い癒しや心を前向きにする活力を
生み出し、気持ちの切り替えを促す空間デザインをぜひ
ご覧ください。
⽇本の建築は、陽光や⽉灯りを空間に取り⼊れ、
⾃然の光が⽣み出す影に美を⾒出してきました。
1⽇の時間、四季の変化と共にうつろう光と影。
陰影の濃淡を使うことで、
簡素でありながら奥深い美しさに満ちた
世界でも類を⾒ない空間美を創り出しました。
⽇本の建築は、陽光や⽉灯りを空間に取り⼊れ、
⾃然の光が⽣み出す影に美を⾒出してきました。
1⽇の時間、四季の変化と共にうつろう光と影。
陰影の濃淡を使うことで、
簡素でありながら奥深い美しさに満ちた
世界でも類を⾒ない空間美を創り出しました。
情報があふれる現代社会において、今を⽣きる⼈たちに必要なのは、
⾃分のための場所。INAXは、⽔まわり空間を体をきれいにするための
機能としての場所から、オンとオフの気持ちの切り替えを⾏い、
⼼と体にエネルギーを満たすための⼤切な場所に変えていきます。
光の空間。光が心の中を洗い流すように、気分が晴れやかに変わる。それは単調な明るさではありません。あえて影をつくることで光は際立ち、光を受けた、タイル、トイレ、浴槽などのプロダクトが陰影のグラデーションをつくり、空間全体を繊細な明るさで満たします。水まわり空間は、目立たせない空間、長居をしない空間から、清潔感にあふれた気持ちのいい空間へと進化するのです。
影の空間。影が日常の喧騒を遮断し、一瞬にして気分を変えます。空間は暗いけれど陰鬱ではありません。自然光と照明の組み合わせにより生みだす淡く美しい光。光の受け方を計算したタイルや、トイレや浴槽などのプロダクトが表情豊かな影をつくる。空間全体でつくられた静けさは、一日の終わりにふさわしい深いくつろぎを与え、明日への活力を満たしていくのです。水まわり空間は、目立たせない空間、長居をしない空間から、清潔感にあふれた気持ちのいい空間へと進化するのです。
MOVIE 01
MOVIE 02
日本の建築は、光が生み出す影に美を見出すことで、世界でも類を見ない空間美を創り出してきました。限られた窓から入り込む幻想的な光が、床や壁、プロダクトに濃淡のある影を描く。静寂、くつろぎ。簡素でありながら、奥深い美しさに満ちた空間。それは、プロダクト単体ではかなえることができません。光、建築、タイルやトイレなどのプロダクトをトータルに設計することではじめて実現するもの。INAXから誕生したS400 LINEが、心を整えるこの新たな価値をバスルーム空間にもたらします。
01
歴史
— 大西 博之
02
デザイン
— Paul Flowers
03
LIGHT AND SHADOW デザインコンセプト
— 冨岡 陽一郎
04
テクノロジー セラミック ノーブルカラー編
— 竹内 一男/岩崎 俊三/
三澤 夏乃子
05
テクノロジー
— 白井 康裕
なぜINAXは、人々に、健やかで、いきいきとした暮らしを提供できるのか。そう聞かれたとき、私たちはこう答えます。美しい自然と、人を尊ぶ日本。INAXはその独自の文化と伝統に育まれ、品質に妥協しないものづくりの精神と技を受け継いでいるブランドだから。日本のような国が世界のどこにもないように、INAXも世界の人々にとってオンリーワンの存在を目指します。
02INAX ANDFRANK LLOYD WRIGHT
フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル旧本館のためにつくられたスクラッチタイルとテラコッタがINAXの創業の礎となりました。
当時ではまだ珍しいやきものの製造のため、技術顧問として招かれたのが、INAXの創業者、伊奈長三郎とその父でした。INAXの美と技の追求はここから始まりました。
INAXは、デザインバリューズを構築しています。これは、すべてのデザイナーが価値観を共有することで、INAXデザインを突き詰め、進化させていくためのものです。
INAXシグネチャーエレメンツは、日本で長年培われてきたINAXブランドの精神や価値を表現する造形要素です。INAXデザインを一目で認識できるDNAとしてすべてのINAX製品の統一感を高めています。
デザイン思考が生みだす
住まいのイノベーションが
高評価
自然を慈しみ、畏れる心。日本人のDNAは、自然のあらゆる相に、魂の息吹を感じ取り、木や花々だけでなく、時に岩肌や波紋といった無機の姿にすら生命を感じ取ります。四季ある国で培われてきた感性そして美意識を、土と炎で表現するINAXのJapanese Tile World。
時代や流行という要素を超えて、空間の意匠に、常に新鮮な息吹をもたらすのは、そこに深い精神性が湛えられているからなのかも知れません。
KANOKO
YOHKAN